令和2年12月2日 定例記者会見

 本会では、医師会活動や医療に関する最新情報を発信することで地域における公衆衛生の向上と市民に親しみやすい医師会を目指すことを目的に、2ヵ月に一度「定例記者会見」を開催しています。

 第2回目となる会見は、令和2年12月2日(水)13時30分より福岡市医師会館にて実施し、報道機関13社が参加されました。(西日本新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、共同通信社、九州医事新報社、NHK福岡放送局、RKB毎日放送、九州朝日放送、テレビ西日本、FBS福岡放送、TVQ九州放送、FM福岡)


1.福岡市における感染症概況等 <平田会長>

 平田会長から福岡市における新型コロナウイルスの現状、今季の会員医療機関におけるインフルエンザワクチン接種状況や依然として厳しい会員医療機関の医業経営状況等について説明を行いました。
 一方で、新型コロナウイルスとの同時流行が懸念されるインフルエンザの発生は未だ確認されておらず、引き続き基本的な感染予防対策の徹底を呼びかけました。

2.福岡市医師会の新型コロナウイルス感染症対策 <中山常任理事> 

 感染症担当の中山常任理事から本会が取り組む新型コロナウイルス感染症対策について説明を行いました。
 また、新型コロナウイルスの検査体制として、福岡市医師会診療所や集合契約による医療機関での検査実施体制に続き、11月からは出張PCRセンターを稼働し、会見日時点でクラスターが発生した2施設への出動について報告を行いました。

3.福岡市妊婦への新型コロナウイルス感染症PCR検査<佐野常任理事>

 母子保健担当の佐野常任理事から福岡市で10月より開始した妊婦の方を対象としたPCR検査助成事業について説明を行いました。
 新型コロナウイルス感染症の検査を希望する概ね出産予定日2週間前の妊婦が対象で、福岡市医師会所属の産婦人科25医療機関で唾液採取によるPCR検査が行われています。

4.令和2年度福岡市学校健診状況 <中山常任理事>

 学校保健担当の中山常任理事から今年度の福岡市における学校健診の実施状況について説明を行いました。
 また、コロナ禍における学校健診実施は、各学校現場や学校医の負担増、感染リスク増にもつながるため、例年通りを原則としつつ感染拡大防止とのバランスを考慮しながら行われている旨報告を行いました。

5.質疑応答


関連資料

福岡市における感染症概況等 (PDF)
福岡市医師会の新型コロナウイルス感染症対策 (PDF)
福岡市妊婦への新型コロナウイルス感染症PCR検査 (PDF)
令和2年度福岡市学校健診状況 (PDF)
質疑応答 (PDF)


問い合わせ先

福岡市医師会情報企画課
 TEL 092-852-1505
 FAX 092-852-1510
 E-mail j-kikaku@city.fukuoka.med.or.jp