令和2年9月2日 定例記者会見

 福岡市医師会では新たに「定例記者会見」を行うことにしました。
 定期的な会見の場を設け、本会の活動や医療に関する最新情報を発信することで地域における公衆衛生の向上と市民に親しみやすい医師会を目指していきたいと思います。

 第1回目となる会見は、令和2年9月2日(水)13時30分より本会会館にて実施し、報道機関は11社が参加されました。
(朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、産経新聞社、共同通信社、九州医事新報社、NHK福岡放送局、RKB毎日放送、九州朝日放送、テレビ西日本、FBS福岡放送)

 会見冒頭に、本年6月、新たに会長に就任した平田泰彦会長より、現在のコロナ禍の中で市民が社会的パニックを起こさないよう的確な情報発信を行い、地域医師会に求められる役割を果たしていきたい旨の抱負が語られました。


1.新型コロナウイルス感染症の現況<平田会長>

 平田会長は新型コロナウイルス感染症の状況について、3月末から4月末までを第1波、7月から現在に至るまでを第2波ととらえ、現時点(9/2時点)では陽性者数、陽性率等は減少傾向にあると述べました。
 第1波の際には未知の感染症で情報が無く、PCR検査も進まない中、マスクや消毒液等など院内感染防止のための医療物資が不足し、外来診療に混乱が生じた状況が報告されました。
 今後の本会の取組みとして「検査体制の更なる拡充」、「積極的な情報発信」、「行政との連携強化」を軸に対策を進め、市民の皆様には引き続き「3密防止」、「マスク着用、手洗い実施」等、従来の感染防止対策の徹底を改めてお願いし、今後も会員医療機関へサポートを行うことで地域の皆様が安心して医療機関を受診し健康を守っていけるよう努めていく方針が示されました。

2.福岡市医師会の活動<中山常任理事>

 感染症担当の中山常任理事から本会の取り組みを報告しました。
 令和2年5月2日から「福岡市医師会診療所」(ドライブスルー方式のPCR検査センター)の運営を福岡市の委託により開始し、市内別途3カ所のサテライトを含め検査体制として1日最大150件まで増やしていること、7月から8月末迄の検査実施状況や診療所における検体採取の様子、受診時の注意事項等が伝えられました。
 また、会内に感染症専門医や帰国者・接触者外来医療機関、行政等をメンバーとする対策会議を設置し、今後のコロナ禍でのインフルエンザ流行期に向け、検査体制の拡充や充分な医療提供体制を構築していくことが説明されました。

3.感染症指定医療機関の実際<平川常任理事>

 平川常任理事は感染症指定医療機関の現状を説明しました。
 福岡県内66床の病床数では不足し、一般病床の一部を利用して診療を行う状況や院内でのゾーニング(区分)や防護服等を装着した状況について説明しました。
 また、コロナウイルス感染症で入院している方は他の病室に簡単に移すことができず、ベットコントロールが非常に難しいためミーティングを重ねて対応していることなどを報告しました。

4.質疑応答

 会見実施にあたり予め報道機関へ質問を募りました。
 寄せられた質問と本会の回答は資料の内容で、質疑応答では同資料に沿って説明しました。追加の質問では関心が高い「今後のPCR検査体制」について、中山常任理事よりインフルエンザの流行期に需要が増加することを踏まえ、検査拡充等について行政と協議を行っていることが伝えられました。


関連資料

資料1 平田会長パネル (PDF)
資料2 中山常任理事パネル (PDF)
資料3 平川常任理事パネル (PDF)
資料4 質疑応答 (PDF)


問い合わせ先

福岡市医師会情報企画課
 TEL 092-852-1505
 FAX 092-852-1510
 E-mail j-kikaku@city.fukuoka.med.or.jp