訪問看護研修会(2月)を開催しました。
福岡市医師会訪問看護ステーションでは、毎月、研修会を開催しています。
今回は、「オーラルフレイル予防と口腔ケア」をテーマに、福岡医療短期大学教授 堀部 晴美 先生よりご講義をいただきました。
本研修では、「よく噛むこと」の重要性について学びました。咀嚼は、肥満予防や味覚の発達、発音の明瞭化、脳の発達、歯科疾患やがんの予防、胃腸機能の改善、さらには集中力の向上など、全身にさまざまな良い影響をもたらすことが紹介されました。
また、オーラルフレイル(口腔機能の低下)を放置すると、要介護状態に進行するリスクが高まることも説明されました。口腔機能の評価として行われる「オーラルディアドコキネシス(パ・タ・カ・ラの反復発音)」は、口周囲や舌の筋力を維持・向上させ、円滑な嚥下につなげるための重要なトレーニングであることを学びました。
さらに、効果的な歯磨きやうがいの方法について実技を通して確認しました。自身のセルフケアの見直しだけでなく、利用者に対して基本に基づいた丁寧な口腔ケアを行うことの重要性を再認識する機会となりました。
研修では、ガムを用いて咀嚼力をアプリで測定する体験も行われ、実践的かつ興味深い内容となりました。

