INFORMATION

No.24011
平成24年8月



 新規受託項目開始のお知らせ  

 この度、日本腎臓学会より発表された「CKD診療ガイド2012」の尿蛋白区分設定に基づき下記の項目を新規受託させて頂きたくご案内申し上げます。
 検査要項をご確認いただき、ご利用賜りますようお願い申し上げます。



【 新規受託項目 】  尿蛋白定量/クレアチニン比

【 検査要項 】
検査の
手びき
掲載頁
コード
No.
検査名 変更箇所 検査内容
非掲載 643 尿蛋白定量/クレアチニン比
(尿蛋白/Cr比)
検体量 尿 10ml
測定法 尿蛋白をピロガロールレッド法にて測定後
クレアチニンで補正します
保存方法 冷蔵
報告日数 翌日
実施料 7点(判断料:尿便 34点)
注意事項 材料は随時尿でご提出下さい

※ 蓄尿の場合は、「尿蛋白定量」(項目コード:640)でご依頼下さい。
※ 「CKD診療ガイド2012」については裏面をご参照ください。



<<尿蛋白/クレアチニン比(クレアチニン補正)について>>
  随時尿では、尿量、濃縮の程度などにより測定値にバラツキが認められます。
24時間蓄尿を用いて検査を行うことが望ましいのですが、外来診療では蓄尿できないことも多く正確に全ての尿を蓄尿することは困難です。そこで随時尿を用いて検査を行う場合には、生理的変動因子の影響を受けにくいクレアチニンを用いて補正を行います。
(尿クレアチニンの排泄量が1日約1gであることから、尿中クレアチニン1gあたりの濃度を求めれば1日の蛋白量を推定することができます。)
尿蛋白/クレアチニン比=尿中クレアチニン1gに対する尿蛋白量≒1日の蛋白量

【 受託開始日 】  平成24年9月3日(月)受付分より

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