福岡市医師会看護専門学校は、一般社団法人福岡市医師会によって設立された、開校100年を超える古い歴史をもつ伝統ある大規模看護養成校です。
 充実した施設と設備、経験豊富な教師陣のもとに質の高い看護教育を行い、人間の尊厳と人間愛を基本とした看護の基礎知識、技術を身につけ、地域の保健、医療、福祉に貢献できる感性豊かな人材育成を目指しています。
 現在、総定員520名の在校生と30余名の教職員、200余名の講師を擁し、既に看護師3,800名超、准看護師13,700名超を送り出しています。9階建ての医師会館に開校する本校は、福岡市の交通の要所であるJR博多駅から地下鉄で、また西鉄福岡駅から都市高速バスで30分以内の地にあり、同会館1階に開設される福岡市急患診療センターをはじめ、近隣には福岡タワーや 福岡PayPayドーム 、福岡市博物館、福岡市総合図書館、国立病院機構九州医療センター等、多数の施設が集中する恵まれた環境に位置しています。
 今や、高齢社会の急速な進展と看護ニーズが拡大する中、一日も早く資格を取得されて、皆さんの若々しいエネルギーと優しさが、社会に明るさとやすらぎを与えることを心から期待しています。
 「総合的看護師養成校」を目指す本校は、平成27年4月に看護師養成3年課程の「第1看護学科」(修業年3年の全日制)を開設し、従来の「第2看護学科」(修業年3年の夜間定時制)、「准看護科」(修業年2年の昼間定時制)とともに、社会の変化と看護職を目指す方の様々なニーズに応えて参ります。

沿革

明治40年 2月福岡市医師会発足
大正 4年 6月「看護婦規則」制定を機に看護婦養成事業に着手
大正 5年 4月福岡県知事認可「福岡看護婦産婆養成所」開校
昭和26年 8月「保健婦助産婦看護婦学校養成所指定規則」
制定にともない33回生を送り閉鎖
昭和27年 4月新法令に基づき、県指定認可により「福岡准看
護婦養成所」として再出発
定員80名(2学級)
昭和28年 4月各種学校認可
昭和30年 4月定員200名に増員(4学級)
昭和33年 4月「福岡准看護学院」と校名変更
昭和38年11月福岡市医師会館の新築にともない校舎移転
(因幡町から薬院へ)
定員300名(6学級)
厚生省認可
福岡市医師会高等看護学院(進学コース)併設
定員120名(3学年)
昭和43年 4月准看護学院と高等看護学院を統合して「福岡市
医師会看護学校」と改称し、准看護婦科、看護
婦科と呼称
准看護婦科 定員500名に増員
  1学年250名(5学級)
  2学年250名(5学級)
看護婦科  定員150名に増員
  1学年50名
  2学年50名
  3学年50名
昭和52年12月専修学校認可
昭和53年 4月「福岡市医師会看護専門学校」と校名変更し、
准看護婦科を看護高等課程准看護婦科、
看護婦科を看護専門課程看護婦(士)科と呼称
平成 4年 4月福岡市医師会館の新築にともない校舎移転
(薬院から百道浜へ)
准看護婦(士)科 定員600名に増員
 1学年300名(6学級)
 2学年300名(6学級)
看護婦(士)科  定員300名に増員
1学年100名(2学級)
 2学年100名(2学級)
 3学年100名(2学級)
平成14年 4月「保健師助産師看護師法」の改正により
看護高等課程准看護婦・士科を看護高等課程准
看護師科に看護専門課程看護婦・士科を看護専
門課程看護師科に変更 准看護師科の1学年定員
を240名(6学級)に変更
平成17年 4月看護師科の1学年定員を80名(2学級)に変更
平成19年 4月准看護師科の1学年定員を200名(5学級)
に変更
平成26年 4月看護師科の1学年定員を40名(1学級)に変更
准看護師科の1学年定員を120名(3学級)に
変更
平成27年 4月看護専門課程第1看護学科開設
看護専門課程看護師科を看護専門課程第2看護
学科に改称
看護高等課程准看護師科を看護高等課程准看護
科に改称
令和 3年 4月准看護科の1学年定員を80名(2学級)に変更
令和 5年 3月
  までの卒業生
看護専門課程第1看護学科     433名
看護専門課程第2看護学科   3,434名
看護高等課程准看護科    13,833名
令和 5年 4月看護専門課程第1看護学科 第 9回生入学
看護専門課程第2看護学科 第58回生入学
看護高等課程准看護科   第72回生入学