令和7年度第1回「訪問看護師養成講座」を開催しました。
福岡市医師会訪問看護ステーションでは、年に2回、「訪問看護師養成講座」を開催しています。
4月12日(土)に開催した今年度第1回目の養成講座では、大腸肛門病センター高野病院主任 松本 奈緒 様より、「明日から実施できる お互いが笑顔になれる排泄ケア ~根拠に基づく自身が受けたい排泄ケアを一緒に考えませんか」についてご講義をいただきました。
松本さんはコンチネンスリーダーの資格を取得されており、九州ストーマリハビリテーション研究会、大腸肛門機能研究会、日本・オストミー・失禁管理学会に所属し、地域での講義など広くご活躍されています。今回の養成講座では、排尿・排便障害の基礎知識とケアの実際、疾患別・状況別の排泄ケアについてわかりやすく、具体的にご講義をいただきました。参加者からは、「腹部マッサージ、オムツのフィッティングのポイント等とても分かりやすかった」「直ぐに実践できる内容だった」など大変好評でした。また、排泄ケアの新しい取り組みである「ポケットエコー検査」の特徴もお話していただきました。生活の質を向上させるための適切な排泄ケアを心がけ、利用者と支援される皆さまが笑顔になれるよう一層努力したいと感じました。
