フリーアナウンサーとして、ラジオ番組や講演会などで活躍する林田スマさん。
それ以外にも、大野城男女平等推進センターの所長や筑紫女学園大学の非常勤講師

など多方面に活動の場をもち、多忙な毎日を送っています。


【林田 スマんプロフィール】
 本 名 林田 スマ
 1947年 福岡県嘉穂郡出身。
     福岡女学院短大卒業。
     元RKB 毎日放送アナウンサー。
     結婚のためRKBを退社後、9年間の
     専業主婦を経てフリーアナウンサーの
     仕事に復帰。
     現在もテレビやラジオの番組を中心に
     企業やPTAの講演などを行う。

 1996 大野城まどかぴあ女性センター

     (現:男女平等推進センター)

     所長就任
     現在、筑紫女学園大学非常勤講師も
     務める。
 2004年 3月 九州大学大学院人間環境学府
     修士課程修了
 
 
  著書
  1994年「ことばの花束」
  1999年「こころの花束」
  
  

 

 
 
  


さまざまなジャンルでご活躍ですが、ご自身の仕事の魅力について、
 教えてください。
  現在、ラジオ番組を5本、大野城男女平等推進センター所長として週に3日の
勤務、そして、大学でメディアに関する授業をもっていて、それが日常的な仕事
になっています。その他に、講演会やシンポジウムなどにお声をかけていただく
こともあります。
 私は必ずしも得意分野でなくても、積極的にいろいろなことにチャレンジした
いと思っています。仕事をきっかけに、書籍や資料を読んで勉強して、自分の
フィールドを広げ、たくさんの人たちとつながることができる。それが魅了だと
思います。

かなりお忙しいようですが、大変だと思うことや苦労はありませんか?

 それは、それはたくさんありますよ(笑)。
でもね、「苦労をした後には、心が太る」と思っていま
す。そのときは、つらいし、大変だけれども、それを乗
り越えるために悩んだり、努力することで、人間は成長
すると思っています。私は一人で抱え込むほうだし、す
ぐに落ち込むタイプですが、必ず自分を成長させてくれ
ていると、前向きに考えています。それに、苦労した分
、うまくいったときにはうれしいですから。


本当にパワフルに活躍されていますが、健康のことについて、何か

 気づかっていることはありますか?

 私は、人一倍、健康でいたいと思うほうで、よく、お医者様からも「そんなに死に

たくないの」と笑われるぐらいです。でも、とくに健康でいるための努力をしている
わけではないんです。食事では栄養のバランスを考えて野菜をたくさん摂るようにし
たり、肥満が気になるので、よく噛んで食べる量を減らすようにしたり、最低限の事
をしているだけです。あとは、ウォーキング、近所を歩き回ったり、ウインドウショ
ッピングを兼ねてデパートを回ったりして、楽しみながらやっています。


お仕事を続けるためにも、体には気をつけなくてはいけませんね。

 私は少しでも気になることがあると、すぐに病院に
行ったり、検査を受けたりします。不安を抱えたまま
でいたり、不調な状態で無理をするのは嫌なので。胃
腸が悪いときはこの先生、乳ガン検診はこの病院とい
った具合に、体の部位ごとに気になる症状があったら
、その日のうちに相談に行っています。そこで、先生
に言われる「大丈夫ですよ」の言葉が私にとっての薬
です。先生との信頼関係が生きる力になっています。
 もうひとつ、健康の源になっているのは、仕事かも
知れません。仕事の予定を書き込んだ手帳を広げて、
一つひとつこなしていくことが、元気でいるエネルギ
ーを生み出しているのかもしれません。