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No.24016−1
平成24年11月




【 変更項目 】
項 目
コード
検査名 変更箇所 現行
3887 妊婦クラミジア 容器 専用容器:PCR−S
裏面参照)
専用容器:ドライスワブ
測定法 リアルタイムPCR法 PCR法
3852 クラミジア・トラコマチス
核酸同定[PCR]
検査名 クラミジア・トラコマチス
[リアルタイムPCR]
クラミジア・トラコマチス
核酸同定[PCR]
検査材料 局所ぬぐい液(咽頭ぬぐい液も可) 局所ぬぐい液
容器 専用容器:PCR−S
裏面参照)
専用容器:ドライスワブ
測定法 リアルタイムPCR法 PCR法
3853 クラミジア・トラコマチス
核酸同定[PCR](尿)
検査名 クラミジア・トラコマチス
[リアルタイムPCR](尿)
クラミジア・トラコマチス
核酸同定[PCR](尿)
検体量 初尿 4.5〜6.3ml 初尿 2ml
容器 専用容器:PCR−U
(裏面参照)
滅菌スピッツ
測定法 リアルタイムPCR法 PCR法
3848 淋菌核酸同定[PCR] 検査名 淋菌[リアルタイムPCR] 淋菌核酸同定[PCR]
検査材料 局所ぬぐい液(咽頭ぬぐい液も可) 局所ぬぐい液
容器 専用容器:PCR−S
裏面参照)
専用容器:ドライスワブ
測定法 リアルタイムPCR法 PCR法
3847 淋菌核酸同定[PCR](尿) 検査名 淋菌[リアルタイムPCR](尿) 淋菌核酸同定[PCR](尿)
検体量 初尿 4.5〜6.3ml 初尿 2ml
容器 専用容器:PCR−U
裏面参照)
滅菌スピッツ
測定法 リアルタイムPCR法 PCR法
3801 淋菌およびクラミジア・
トラコマチス同時核酸同定
[PCR]
検査名 淋菌およびクラミジア・トラコマチス
[リアルタイムPCR]
淋菌およびクラミジア・トラコマチス
同時核酸同定[PCR]
検査材料 局所ぬぐい液(咽頭ぬぐい液も可) 局所ぬぐい液
容器 専用容器:PCR−S
裏面参照)
専用容器:ドライスワブ
測定法 リアルタイムPCR法 PCR法
3804 淋菌およびクラミジア・
トラコマチス同時核酸同定
[PCR](尿)
検査名 淋菌およびクラミジア・トラコマチス
[リアルタイムPCR](尿)
淋菌およびクラミジア・トラコマチス
同時核酸同定[PCR](尿)
検体量 初尿 4.5〜6.3ml 初尿 2ml
容器 専用容器:PCR−U
裏面参照)
滅菌スピッツ
測定法 リアルタイムPCR法 PCR法

 ● 妊婦クラミジア
 ● クラミジア・トラコマチス核酸同定[PCR]
 ● 淋菌核酸同定[PCR]
 ● 淋菌およびクラミジア・トラコマチス同時核酸同定[PCR]
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 本検査におきまして、現行試薬の販売中止に伴い、同一メーカーのリアルタイムPCR法に基づく試薬に変更させていただきます。
 国内の性感染症の中で、性器クラミジア感染症は最も頻度が高く、淋菌感染症はこれに次ぐことが知られています。従来、これらの原因菌を高感度で検出する測定法として核酸増幅法であるPCR法が用いられてきました。
 新試薬では、新たなプローブ設計により、クラミジア・トラコマチス変異株に対する感度及び淋菌に対する特異性が向上いたしました。
 また、口腔内感染症例においては「うがい液」でのクラミジア・トラコマチス及び淋菌の検出が可能となります。
 これにより、検査項目名、検体量、採取容器が変更になります。

 ■現行PCR法からの改善点
  @咽頭からの検体として「うがい液」の検査が可能
  Aクラミジア・トラコマチス変異株も検出可能
  B淋菌にて口腔内常在ナイセリア属の交差反応が改善(特異性の向上)
  C専用採取容器により検体安定性が向上

 ■現法と新法の比較
(n=474)
クラミジア・トラコマチス 現行試薬(PCR法) 合計
新試薬
(リアルタイムPCR法)
22 25
449 449
合計 22 452 474
判定一致率 = 99.4%

(n=474)
淋菌 現行試薬(PCR法) 合計
新試薬
(リアルタイムPCR法)
464 465
合計 466 474
判定一致率 = 99.4%
(メーカー資料)

 ■新検査方法参考文献  熊本 悦明、他:医学と薬学 66(6):1007〜1014、2011

検査名 クラミジア・トラコマチス
[リアルタイムPCR](うがい液)
淋菌
[リアルタイムPCR](うがい液)
淋菌及びクラミジア・トラコマチス
[リアルタイムPCR](うがい液)
項目コード 3807 3808
(親) 3825
(子1) クラミジア 3826
(子2) 淋菌 3827
検体量 うがい液 4.5〜6.3ml
容器 専用容器  PCR−U
保存方法 冷蔵
測定法 リアルタイムPCR法
基準値 (−) (−) クラミジア(−)、淋菌(−)
報告様式 (−)、(+)
報告日数 2〜3日
実施料
淋菌、クラミジア・トラコマチス単独検査 210点 (判断料:微生物 150点)
淋菌及びクラミジア・トラコマチス同時検査 300点 (判断料:微生物 150点)

 ■リアルタイムPCR法<うがい液>と他法<咽頭スメア>の比較
(n=445)
クラミジア・トラコマチス SDA法<咽頭スメア> 合計
リアルタイムPCR法
<うがい液>
23 29
414 416
合計 25 420 445
判定一致率 = 98.2%

(n=445)
淋菌 SDA法<咽頭スメア> 合計
リアルタイムPCR法
<うがい液>
41 10 51
12 382 394
合計 53 392 445
判定一致率 = 95.1%
【参考文献】  熊本 悦明、他:医学と薬学 66(6):1007〜1014、2011

 ■採取容器
検査材料 局所ぬぐい液 尿 及び うがい液
容器名 PCR−S PCR−U
専用容器



この間に収まる様に
検体を添加して下さい。
(注)
※尿・うがい液の採取には
 滅菌済みのスポイト
 ご使用下さい。
※うがいには、生理食塩水
 をご使用下さい。

            

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