INFORMATION No.20012−1
平成20年10月


 

● 特異的IgE  [ MAST33 ]

本検査は、現行試薬より対象アレルゲンが増え(26項目から33項目)、更に測定域が広がった高性能試薬となります。新規アレルゲンは、カモガヤ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ、ラテックス、ソバ、ピーナッツで、ハウスダストに関しては現行のハウスダスト2からハウスダスト1に変更、またネコ上皮、イヌ上皮の名称を、ネコ皮屑、イヌ皮屑に変更いたします。この変更に伴い、対象アレルゲン数と判定基準が変更となりますが、検体の採取条件や所要日数に変更はありません。

■  含まれるアレルゲン

【現行試薬】

MAST26

コナヒョウヒダニ(ダニ2)、ハウスダスト2、ネコ上皮、イヌ上皮、オオアワガエリ、ハルガヤ、ブタクサ混合物1、ヨモギ、スギ、ペニシリウム、クラドスポリウム、カンジダ、アルテルナリア、アスペルギルス、小麦、大豆、米、マグロ、サケ、エビ、カニ、チェダーチーズ、ミルク、牛肉、鶏肉、卵白

【新試薬】

MAST33

コナヒョウヒダニ、 ハウスダスト1 、ネコ皮屑、イヌ皮屑、オオアワガエリ、ハルガヤ、 カモガヤ 、ブタクサ混合物1、ヨモギ、スギ、 ヒノキ ハンノキ シラカンバ 、ペニシリウム、クラドスポリウム、カンジダ、アルテルナリア、アスペルギルス、 ラテックス ソバ 、小麦、ピーナッツ 、大豆、米、マグロ、サケ、エビ、カニ、チェダーチーズ、ミルク、牛肉、鶏肉、卵白(下線項目が新しく追加されたアレルゲンです)

■ 現法と新法の比較(MAST33) 
【全項目】

6
0
0
1
2
81
5
0
0
1
2
17
4
0
0
1
4
44
3
2
8
22
32
69
2
29
31
31
19
23
1
45
19
17
1
3
0
569
92
10
0
0

           全体一致率 = 91.4 %

           陽性一致率 = 91.8 %

           陰性一致率 = 91.2 %  

                 N = 1175

          (MAST26)       (クラス)

【ハウスダスト1】

6
0
0
0
0
0
0
4
5
0
0
0
0
0
0
0
4
0
0
0
0
1
0
0
3
0
0
0
2
6
4
1
2
1
0
4
7
0
0
0
1
1
1
3
0
0
0
0
0
6
0
1
1
0
0
0
 
0
1
2
3
4
5
6

     全体一致率 = 86.0 %

     陽性一致率 = 85.3 %

     陰性一致率 = 88.9 %

       N = 43

         (他社品FEIA法)      (スコア)                          

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