INFORMATION No.16022
平成17年1月


検査内容変更について

この度、下記により検査内容を変更させて頂きたくご案内申し上げます。
何卒ご了承賜りますようお願い申し上げます。


項目名 変更箇所 現行 変更理由
フェリチン
(精密)

 検査の手びきP56
検体量 血清 0.2 ml 血清 0.4 ml 現行試薬販売中止
のため
新試薬の標準物質
はWHO標準です
(相関図裏面参照)
検査方法 IRMA CLIA
基準値 ng/ml
M:24 〜 342
F: 4 〜 129
ng/ml
M:22 〜 275
F: 4 〜 164
報告下限 3 以下 1 以下
テストステロン
<血清>

 検査の手びきP80
男性基準値 ng/ml
M:2.70 〜 10.7
ng/ml
M:2.01 〜 7.50
日本泌尿器科学会
の研究報告より
備考 午前中(9〜12時)に
採血して下さい。
性別、年齢を必ずご記入
下さい

扁平上皮癌関連抗原
(SCC抗原)

 検査の手びきP86
検体量 血清 0.3 ml 血清 0.4 ml 高精度法の採用
(相関図裏面参照)
検査方法 IRMA CLIA
報告下限 0.5 以下 0.1 以下
エストロン(E1

 検査の手びきP78
 受託一時中止(平成17年1月17日(月)より受託中止致しております。)
 検体材料は血清・尿ともに検査試薬不良のため一時中止です。


【 変更日 】     平成 17 年 2 月 1 日(火)受付分より




●(総)テストステロンの基準値変更について

 日本泌尿器科学会学術委員会承認の下に組織された「フリーテストステロン検討会」の研究報告に
基づき、(総)テストステロンの男性基準値を変更することと致しました。国内成人男性1,172
例(20〜77歳)を被験者とし、下記のごとく分泌の日内リズムを考慮した基準値設定になって
います。

  総テストステロンは午前中に高値で比較的安定に推移した後、午後にかけて低下、深夜に最低値
  を示す日内リズムを有する。そのため、採血時間を一定にすることが肝要である。今回の採血に
  当っては、採血を高値で安定した結果が得られる午前中に実施している。

●相関図

 

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