INFORMATION No.15014
平成16年3月


検査内容変更について

  この度、下記により検査内容を変更させて 頂きたくご案内申し上げます。
  何卒ご了承賜りますようお願い申し上げます。


● 亜鉛  血清      ● ハロペリドール
● 亜鉛  尿       ● ブロムペリドール
● 薬物スクリーニング      ● 淋菌抗原(PCR)
● HB s抗原・抗体(定性)
     

項目名 変更個所 現行
変更理由
 亜鉛  血清 採取容器 重金属用スピッツ 分離剤入凝固促進スピッツ 金属用採血管の廃止
裏面参照
 亜鉛  尿 採取容器 重金属用スピッツ 尿用スピッツ
 薬物 スクリーニング 名称 薬物スクリーニング 乱用薬物スクリーニング  日本臨床検査医学会
 項目名に準ずる   
 ハロペリドール 検査方法 EIA 金コロイド凝集法 検査の迅速化
<相関図は裏面>
所要日数 1 〜 3 1 〜 2
 ブロムペリドール
検査方法
EIA
金コロイド凝集法
所要日数
1 〜 3
1 〜 2
 淋菌抗原(PCR)

陽性
判定基準

吸光度 0.2以上
吸光度 1.5以上
かつ
25倍希釈で再検査吸光度
2.5以上
(注意)判定基準は、変更になりますが報告形式はこれまで通りの(+)、(−)です。

 HB s抗原・抗体
    (定性)

測定方法
イムノクロマト法
CLIA法
高感度試薬
に変更

 【 変更日 】     平成 16 年 4 月 1 日(木)受付分より



      【 変更理由 】

      * 金属用採血管の廃止は下記の理由からです。
         @現在の分離剤入凝固促進スピッツは改良され、重金属検査に用いても問題がないこと。
         A他の項目と重複依頼の場合でも、別に採取して頂く手間が省けること。
          ※ 但し、メーカーによっては異なる場合がございますのでご不明な点はお問合せください。

      * 淋菌抗原(PCR)検査薬は、口腔内常在菌であるナイセリア属菌(Neisseria subflava 、Neisseria
         cinerea等)と交差反応を起こすことは以前より知られていたため、咽頭材料は不適とされていました。
         しかしながら、近年のオーラルセックスの流行により、女性性器にも口腔内常在菌が存在している
         可能性が示唆されており、特に性風俗従事者などのハイリスク群において、これら菌と交差反応が示
         唆される症例が学会で報告されています。このような状況から、試薬メーカーが陽性判定基準を見直
         し変更することとなりましたのでご案内申し上げます。



       【 相関図 】

       
                  単位:ng/ml                            単位:ng/ml





       【 受託中止 】

項目名 理由
便キモトリプシン 現行試薬の販売中止のため
髄液検査 トリプトファン反応 結核菌検出の高精度検査法があり有用性が乏しくなったため
ヘモグロビン分画 検体数僅少のため
HCV抗体−T 現行試薬の販売中止のため

       【 最終受付日 】      平成 16 年 3 月 30 日(火)

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